2021-10-23
Kaigi on Rails に参加していた。この日記では参加者としての視点から色々書く(登壇者としての視点では別にブログを書く)
まず、とても楽しかった。トークはとても良かったし、reBakoのブースもとても良かった。 大倉さんがオフラインカンファレンスの体験を再現するためめちゃちゃ頑張っていたというのを裏話的に聞いたのだけど、その結果が出ている感がある。
reBakoや懇親会のSpatialChatで色んな人と話せたのはとても良かった。
reBakoは知っている人と話すのが多かった気がする。知らない人と話すのは結構ハードルが高かったかなあ。とはいえ大きめのテーブルでワイワイしていると知らない人ともなんとなく話したりはした気もする。
SpatialChatは知っている人と知らない人両方が話している中でROMユーザーとして入っていって、気が向いたら発言する、みたいなのもできてよかった。 気がついたら5時間も話しててまじかとなった。
これはオフラインのころからあったと思うけれど、スポンサートークでガッツリ技術の話をするスタイルは好き。会社紹介よりも聞いていて楽しいし、その後に会社の人に声をかけたくなる感も強いと思う。 実際今回のマネーフォワードさんのGraphQL周りの話はうちでやっていることに近くて、話を聞きに行っていた。(私一人でかなりガッツリ時間を使って話しててちょっとすみません……) Wantedlyさんのcomputed_modelの話も「この課題分かる〜」という感じでとても良かった。今度コード読んでみようかなあ。 技術の話ではないけど、DeNAさんはkamipo keynoteの延長戦みたいな気持ちになれて良かった。
基調講演はどちらも良かった。
kamipoさんの基調講演は話の流れで私の質問が全部(koicさんのに+1しただけのやつを含めると3つ)取り上げられていて、個人的には聞きたいことが聞けて嬉しかった。
invert_where
はびっくり機能だけど、そういう機能はRailsには他にもあるし、そういうものだ、という話が聞けたのは良かったですねー。私がドキュメントに意図しない挙動をするかもというのを追記したPRができる最大限かなーというのもなるほどとなったし、PR投げておいて良かった。他人が作った機能をひっくり返すのは相当パワーいるよねという話もたしかにという感じ。
scopingの話が聞けたのも、求めているもの感があってよかった。scopingメソッドは自分では使ったことがなくて存在も知らなかったけど、なるほどなーという感じ。
全然時間足りなくてもっともっと聞きたかった…。
Rafaelさんの基調講演は、"基調講演"って感じで完全に最高だった。いやー、このトークだけでも聞く価値がありますね。OSSと仕事やっててオーバーワークで燃え尽きるのも分かるよなー。新卒でRuboCopのメンテナとして手が回らなくなったのはそんな感じに近かったかもなあとか思っていた。 「Railsのコミット全部読む」に触発されて、懇親会中にGitHubに来ている普段見ていないnotificationsを眺めたりしていた。 私はこういうスターに憧れるタイプなので、彼らのようになりたいなあと思って聞いていた。
他のトークの感想はあまり書く気はないのだけど、ohbaryeさんのIdempotency-Keyヘッダの話は良かったですね。そういうものがあるのだなーというのをなんとなく聞いたことはあるものの、こうやってちゃんとまとまった情報を聞けるのはとても良かった。Q&Aで質問できたのも良かったなー。 https://twitter.com/p_ck_/status/1451851137254973457 の話もとても良かった。
あと角谷さんの研鑽楽しみにしています。